「下津物語」深キョン感想評価は?

下妻物語は、田舎町には似つかわしくないメルヘンの住人の様な深キョンがいて。ロリータの服を着ていて、髪の毛も金髪なんです。これで、約どころまでメルヘンだったら、ちょっと付いていけないけど、性格はいたって冷静で。色んな物事を冷めた目で見ていて、男勝りなところもあります。最初のセリフは「あ、うんこ踏んじゃった」で出だしから笑えます。対象的に、レディースでバイクを乗り回してる土屋アンナは、どこからどう見てもヤバい…。目も合わせちゃいけないような、触れるな危険みたいなメイクと出で立ちで。でもほんとは深キョンよりも乙女で、泣き虫です。深キョンの頭の中はロリータのお洋服の事だけ。そんな深キョンの前に、特効服に刺繍を入れたい土屋アンナが現れます。「伝説の刺繍屋」を探している土屋アンナに振り回されながら、二人はだんだん仲良くなっていきます。深キョンが憧れのデザイナーから、夢のような仕事の誘いを受け、その責任の重さからうじうじ悩み始めます。そんな時に土屋アンナは「お前のためならどこへでも行ってやるぜ」と励まします。土屋アンナが暴走族になったきっかけは、過去に誰にも認めてもらえず、悲しいのに泣きながら笑っていて孤独を感じていました。そこに暴走族のリーダー小池栄子が現れ「何泣きながら笑ってんだよ、悲しいときは泣きな、そして強くなんな」と言われ、ずっと小池栄子に憧れ続けていたのです。小池栄子が結婚で引退、変わってしまったグループを、抜けたいと土屋アンナは言いました。それを面白く思わなかった矢沢心たちにボコボコにされてしまいます。それを知った深キョンは、バイクにまたがり土屋アンナを助けに行きます。深キョンは、親友を守るために次から次へと出まかせをいいながら、勇敢に土屋アンナを守るのでした。最後傷だらけの土屋アンナと、泥だらけの深キョンが笑いながらバイクにまたがる姿は、本当に可愛くかっこよく胸が熱くなりました。この映画は主演以外の二人も豪華でした。深キョンのおばあちゃんに樹木希林。昔悪さをした傷で片目に海賊のような眼帯をしています。深キョンを生んで、違う男と駆け落ちをしてしまった母は、篠原涼子。駆け落ちをされて、捨てられた深キョンの父は雨上がり決死隊宮迫博之。こんな環境にいるから、深キョンは冷めてひねくれてしまったんですね。すごいリーゼントヘアーで、助けてもらったことから土屋アンナが惚れてしまったのは、阿部サダオ。結局小池栄子の結婚相手と知り、土屋アンナは失恋してしまいます。こんな映画見たことなかったです。

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